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08/04: 【イベント報告】6/17 ストップ!児童労働、児童虐待 in 福岡

まず、参加者全員の自己紹介の後、ソルト・パヤタス代表の小川博が、児童労働の概要についての説明、及びフィリピン・マニラ首都圏のパヤタス及びカシグラハン地区に居住し、ゴミの投棄場(ダンプ・サイト)でゴミ拾いをして生計をたてている「スカベンジャー」の子どもたちの児童労働の事例紹介を行なった。

次に、タイでの児童の臓器売買と売春の実態を描いた「闇の子どもたち」を上映。2時間以上ある映画であるが、最初の1時間程度を全員で鑑賞した。

内容としては、普段明るみに出ないタイでの悲惨な現状を映し出したものであり、参加者の中には気分が悪くなる者も出るほどであった。しかし、こうした重い内容の映画であるにもかかわらず、日本を代表する有名な俳優が複数出演しており、社会において問題意識が高まっていることが感じられた。

上映後、個別に感想を述べた後、ディスカッションに入った。

参加者は、タイでの現状に一様にショックを受けている様子であった。同時にこれを見たことで社会の現状に対する疑問を抱き、その中で自分たちに何ができるのか、また自分たちが何をしなければならないのかについて活発に意見が出された。

こうした貧困を生んでいるのは現状の社会のシステムに問題があるためであり、そうしたシステムが生まれたのは、かつての日本を含む列強の植民地支配が元凶であり、それが現在のグローバリゼーションによる格差社会を生んでいるという説明が小川よりあった。さらに、そうした植民地支配に加担した日本人である私たち自身が当事者意識を持つことが重要であるとのことであった。

一方、参加者の側は、こうした映画を通して世界の問題を知ることができるように、もっと、多くの人に情報が伝わることにより、問題意識を持つ人を増やしていく必要があるといった意見が出された。同時に、自分たちでこうした問題が世界に存在することを身近なところから伝えていくようにすべきであるとの意見が出た。

こうした活発なディスカッションを経て、18時に終了した。

ソルト・パヤタス福岡事務局 宮崎淳

08/04: 【イベント報告】5/27 ソルト・パヤタス活動説明会 ごみ山で働く子どもたちへの奨学金支援の歩み、成果と課題

最初にフィリピン・マニラ首都圏郊外のパヤタス地区に居住し、ゴミ投棄場で再利用可能なゴミを拾って生計を立てる「スカベンジャー」と呼ばれる人々の子どもたちについてのビデオ「パヤタスの子どもたちの夢」を上映した。

上映後、まずフィリピンにおける教育制度について説明した後、ゴミ捨て場とともにある生活がどれほど危険をはらんでいるか、特にゴミ捨て場から発生するダイオキシンなどの有害物質のために小児結核などの病気が蔓延し、それにも関わらず社会保障制度が整備されずに治療が受けられない点、また、スカベンジャーの人たちはゴミ捨て場に捨ててある食料ですら食さなければ生きていけないほど過酷な環境に生きていることなどが話された。

続いて、現在のゴミ捨て場での労働条件について説明した。内容としては、現在では15歳未満の子どもたちは単独ではゴミ捨て場に入れないという規制ができているが、これは子どもを保護する目的という名目はあるが、スカベンジャーの数を減らしたいという当局の意図が背後にあることが説明された。また、そうした子どもたちが働かずに済むようになったかといえばそうではなく、代わりに都市のゴミを拾うようになり、警察に逮捕されるといったことが頻繁に起こるようになったことが話された。

こうした現状に対処するため、ソルト・パヤタスがどういった方針をもってどういった活動を行なっているかを解説した。まず、活動の焦点として「人間開発の具体的支援」、すなわち教育支援を行なっていること、また長期的に「貧困問題そのものの解決」を目指していることを説明した。これには、日本人に対して「貧困問題そのものへの理解」をさせることも含まれ、そのために「スタディー・ツアー」を実施していることなどが話された。こうした方針を元に、「教育支援事業」及び「女性収入向上事業」を主に実施していることを解説した。

こうしたこれまで実施してきた活動を外部検証するため、2009年に参加型評価を実施した旨を説明し、その結果としてこれまでの活動の成果及び問題点が提示されたことを報告した。

この評価を踏まえて、今後新たな教育プログラムを開始する計画であることを発表した。具体的に、「ライフスキル教育」支援を重点的に行なうことを説明した。

ソルト・パヤタス福岡事務局 宮崎淳

08/04: 【イベント報告】5/8 世界フェアトレード・デー2010

グローバル・ヴィレッジとピープル・ツリーは、5月8日(土)に東京・丸ビル(丸の内ビルディング、千代田区)で「世界フェアトレード・デー 2010」イベントを開催しました。日本では1999 年にグローバル・ヴィレッジが全国のフェアトレードショップに呼びかけてイベントを開始、12回目を迎えた今年のイベントは晴天に恵まれ、約800人が参加。盛況のうちに幕を閉じました。

世界フェアトレード・デー2010 1 世界フェアトレード・デー2010 2

今年のテーマは、「Fair Trade - Made in Diversity フェアトレードがつくる多様な世界」。バングラデシュの生産者団体「タナパラ・スワローズ」から代表のライハン・アリさん、ケニアの「ボンボルル・ワークショップ」からはマーシャ・アウィノさんが来日。イベントでは現地プロジェクトの紹介、フェアトレードがどのように生産者の自立を支えているかという報告をしました。

世界フェアトレード・デー2010 3毎年好評のファッションショーを今年は2本立てに。まずは英女優エマ・ワトソンとのコレクション「People Tree, Love from Emma」のショーを開催。2本目のショーでは、イラストレーターの及川キーダさんによるライブペインティングのパフォーマンスをバックに、ピープル・ツリーのメインコレクションをスタイリッシュなフェアトレード・ファッションとしてアピールしました。

今年は「School of Fair Trade」プロジェクトの参加学生がシンポジウムで発表し、展示コーナーの「Voice of Fair Trade」を運営。学生の来場者も増えてイベント全体に若いエネルギーがみなぎりました。

8Fの別会場でも「フェアトレードとピースアド」と題して東京外国語大学で教鞭をとる伊勢崎賢治さん、マエキタミヤコさんのセミナーなどを開催。ホール前のロビーでは日本で活動する5つのフェアトレード団体によるマーケットやカフェ、初の試み「フェアトレード・サイクリング」のブースも並び、フェアトレードの情報を熱心に集めるお客様で賑わいました。

グローバル・ヴィレッジ/ピープル・ツリー 川村

07/28: 【イベント報告】6/6 めっちゃ学校行きたいねん!御堂筋ウォーク2010

めっちゃ学校行きたいねん!御堂筋ウォーク2010 2梅雨の時期ということも何よりも天候が心配でしたが、快晴で関西ウォークを開催することができました。今年は40人が参加してくれました。

広報にご協力下さった団体や個人のみなさん、当日参加したみなさん、引率してくださった立命館宇治高校、千代田学園高校の先生方、桃山学院高校より拡声器をお借りしました。本当にありがとうございました。

御堂筋ウォークは今年で5年目になりました。

めっちゃ学校行きたいねん!御堂筋ウォーク2010 1参加してくれた立命館宇治高校では事前に2回(1回目は児童労働について、二回目は児童労働世界反対デーの意義について)行いました。それによって、生徒のみなさんが自主的にアイデアを出してくれ、積極的にウォークにも参加してくださいました。今回のウォークではFTCJ関西連絡所の大学生メンバー国松友樹さんがはじまりの説明を担当し、ウォークの最中も拡声器をどんどん高校生にまわして行くなど、当日のリーダーを務めました。

西天満若松浜公園で集合し、その後2時頃から4時頃まで御堂筋を南下し、参加者で歩きました。当日は、各自自分の服の好きなところに、CLネットのロゴを印刷した紙を貼ってあるきました。「ストップストップ児童労働、子どもたちには教育を!」とみんなで叫びます。そして高校生がメインで拡声器にてリードしてくれました。少し恥ずかしいという人や、すごく大きな声で元気に叫ぶ人など、参加した高校生全員が拡声器を持ちリードしました。どんな人でも問題に対してアクションを起こせると参加者は感じたと思います。これをきっかけにどんどん児童労働だけではなく世の中の問題に目を向けて自らアクションを起こしていく人が増えるよう、今後も働きかけていきたいと思います。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン関西連絡所 茶円愛子

07/28: 【イベント報告】5/11~15 フェアトレードフィルムフェスティバル

予想を裏切り、ほぼ毎日満員御礼となった。
特に最終日は、お断りする人も出るほど。
この分野のドキュメンタリー、またフェアトレードに対する関心の高さを再確認した。

トークも、ゲストにバラエティがあり、会場からの質問も多く、有意義であった。

地方からの問い合わせも多くあり、今後は地方開催にむけての働きかけが必要だと思った。

また、継続開催のためには、映画の選考、発掘も重要だろう。

フェアトレードフィルムフェスティバル1 フェアトレードフィルムフェスティバル2

フェアトレード・リソースセンター 北澤

07/14: 【イベント報告】フェアトレードサイクリング

22日間の間、アースデーやフェアトレードデーのイベントも含めて、参加者が思い思いにフェアトレードのショップなどを回って、楽しんだ。ショップとフェアトレード支持者をつなげるよい機会となった。4月29日には、参加者みんなで回る「ツールド・フェアトレードも開催して、一緒に都内のサイクリングを楽しみ、お店を回った。

フェアトレードサイクリング1 フェアトレードサイクリング2

07/07: 【イベント報告】6/12 児童労働勉強会

ICAN児童労働勉強会1アイキャンは、フィリピンと日本において子どもたちの笑顔をふやす活動を子どもたちとともに行っている名古屋のNGOです。今回は「児童労働勉強会」として、世界の、そしてフィリピンの子どもたちの置かれている状況についてみんなで学ぶ機会を設けました。参加者は、学生・社会人が中心の計10名でした。

まずは、勉強会の趣旨とキャンペーンについて参加者に紹介し、今日の会において皆で考えたいことを共有しました。その後、参加者には「①名前、②この勉強会に参加した理由 ③子どもの頃の夢」をテーマに自己紹介をしていただきました。

ICAN児童労働勉強会2そして、クイズやワークショップを通して、世界の児童労働の現状と、子どもの権利について参加者同士で共有をしました。児童労働について考えるワークショップでは、参加者が実際に見聞きした情報などを他の参加者に伝える場面も見られ、参加者間の経験共有の場にもなりました。また、児童労働と子どもの権利のつながりを考えるワークショップでは、いかに児童労働が子どもの持つ権利を脅かしているかを再認識する場となりました。その後は、アイキャンの活動地でもあるフィリピンでの児童労働の現状と、アイキャンがマニラで路上の子どもたちとともに行っている活動について紹介をしました。ここでは、主に子どもたちがどういう想いでいるのか、何を問題だと感じているのか、どうありたいと思っているのかという、「こどものこえ」に焦点をあてました。そして、その「こどものこえ」に基づいた、アイキャンの具体的な活動についてを写真を見せながら紹介しました。

そして最後に、これまでの内容を踏まえてこれから自分には何ができるか、自分の「ICAN」を考えてもらい、発表をしてもらいました。参加者には、最初の自己紹介で「子どもの頃の夢」を発表してもらいましたが、フィリピンの子どもたちにも、同じようにたくさんの夢があります。日本においてもフィリピンにおいても、すべての子どもたちが「夢を持てる社会」「夢をかなえられる社会」を、ともに作る一歩として、自分の「ICAN」を実行していってほしいと伝えて、まとめとしました。

事務局スタッフ 斉藤順子

07/07: 【イベント報告】プラン・おとなスクール~子どもたちが見た、児童労働の現実~

プランおとなスクールの様子毎月3回行っている「プラン・おとなスクール」を5・6月は児童労働特別編「子どもたちが見た、児童労働の現実」として実施しました。

導入は写真クイズ。花火工場で火薬をつめているホンジュラスの15歳の男の子、タバコ農園で働き、大量のニコチンを摂取してしまうマラウィの子ども、家事使用人として住み込みで働く10歳のネパールの女の子、水売りのためリアカーを押すブルキナファソの12歳の男の子を紹介しました。

タバコ工場で働く子ども(マラウィ)児童労働の定義・要因を説明した後、多国籍企業進出により、種工場で働く子どもの実情を描いた短編映像「悲しみの種」(インド)を上映。「なぜ子どもを雇うのか」「直面する課題」について掘り下げました。

次に短編映像「女の子の人身売買」(ネパール)を上映。「最悪の形態の児童労働」について説明しました。

後半では、児童労働に対するプランの取り組みとして、「直接的な被害者支援」(子どもの保護、医療、非公式教育、職業訓練、心のケア)と「予防:児童労働を生み出さない社会づくり」(アドボカシー、子ども・住民の能力強化、啓発、出生登録、学習環境の改善、世帯の収入向上)を説明しました。

最後に児童労働ネットワークの取り組み、イベントや署名への参加を促しました。

参加者は児童労働って何?という方や児童労働について勉強している学生、プランの支援者など多岐に渡りましたが、通常のおとなスクールより大変多くの参加があり、児童労働への関心が伺えました。「映像で具体的に児童労働の現状を見ることができて参考になった」「児童労働の現実は日本で普通に生活していると見過してしまいがちだけれど、おとなスクールに参加したことをきっかけに今後意識して日々生活していきたい」「児童労働を生み出す世界の構造に憤りを感じる」「日本の企業も児童労働とは無関係でなく、自分たちも当事者だと思った。可能な範囲でできることをしていきたい」「児童労働について、これからもよく知り、人に伝えていきたい」をなどの感想が寄せられました。

プラン・ジャパン コミュニケーション部 奈良崎 文乃

06/23: 【イベント報告・特別版】インドの児童労働反対世界デー

2010年6月12日(土)。インド・デリーでは、インド国家子ども権利保護委員会(NCPCR)、ILO,UNICEF、UNESCOによるイベントが行われました。

上記4組織の代表者、インド政府関係者、企業側のゲストが数人来てそれぞれスピーチをしました。

主な内容としては、まずNCPCR議長のシャンタ・シンハさん(2期目)からスピーチがあり、「今年4月に施行された無償義務教育権利法(RTE: Right to Education Act, 2009)は、全ての子どもが就学し、労働から解放されるようにするための基礎となる」と話しました。

また企業側ゲストからは日本で言う経団連のような存在のインド工業連盟(CII)、インド商工会議所連盟(FICCI)、インド・ソフトウエア・サービス協会(NASSCOM)などの代表者がスピーチをしました。

「インドが経済成長する中で、特に中小企業など産業界で子どもを雇用してはならない」
「初等教育の徹底と、おとなの雇用をうむために職業教育・訓練、教育の質の向上が必要」
「CSRの中でサプライチェーンで児童労働がないことは企業の責任であり、サプライヤーとの交渉で、低コストの調達を行う圧力が、児童労働を生む結果となってはいけない」
などと話していました。

上記の主催した4組織による共同声明が発表され、
インド政府は、労働雇用省が個別にHPでプレスリリースを出しています。
http://pib.nic.in/release/rel_print_page1.asp?relid=62513

成田(ACE)

06/23: 【イベント報告】6/12児童労働反対世界デー・イベント 映画上映会&シンポジウム 「児童労働の今、そして未来」開

2010年6月12日(土)、児童労働反対世界デー当日にイベントを開催しました。

時間:13時00分~17時45分
場所:文京学院大学仁愛ホール(文京区向丘)
参加者数:428名

児童労働反対世界デーキャンペーンでは、例年映画上映会&シンポジウムのイベントをキャンペーンのメインイベントと位置付けて行っています。2010年は、児童労働の最新統計となるグローバルレポート(国際労働機関:ILO)が発表されたり、児童労働の国際会議がオランダ・ハーグで開催されたりと児童労働にスポットの当たる年です。そこで今年は「児童労働の今、そして未来」のタイトルで、児童労働は今どんな状況にあるのかを知り、今後どうなっていくのか、私たちに何が出来るのかを考えていきました。

今年の上映映画は『チョコラ!』。ケニアのストリートチルドレンをテーマにした、ドキュメンタリー映画です。映画上映後は本作の監督、小林茂さんにご登壇頂き、司会を務めていただいたフリーアナウンサーの山元香里さんと共にトークセッションが行われました。小林監督のお話は大変力強いメッセージと共に、みなさんの胸に深く響いたことと思います。「もっと話を聞きたい!」という声が多数寄せられました。

続く児童労働の現状報告(ILO駐日代表 長谷川真一さん)では今年5月に発表された統計の共有があり、シンポジウムの基調講演(拓殖大学 国際学部 長坂寿久さん)では「公共」を一つのキーワードとして学問的視座からの解説をいただきました。

シンポジウムのパネルディスカッションでは児童労働の解決に向けてNGOの現場、また研究の方面からなど深く携われているみなさまにご登壇頂き、「児童労働撤廃への取り組みとアドボカシーの力」をテーマに熱い議論が交わされました。会場からもたくさんのご質問をいただき、児童労働をなくすために私たちに何かできるか、を様々な角度から検討していきました。

 会場のロビーではNGOを中心とした15の団体ブースを出展し、児童労働をなくすためにどんな活動をしているのか、ご来場いただいたみなさんの直接ご紹介しました。休憩中はロビーがとてもにぎやかで、あちこちで活発なコミュニケーションが持たれていました。また、小林茂監督はイベントの最後までブースにいらっしゃってくださり、来場者からのサインや質問に応じてくださいました。

また、イベントの最後には参加者のみなさんと「STOP CHILD LABOUR」のパネルと共に写真撮影を行いました。こちらの写真は、児童労働に反対する日本の声として国内外に向けて発信していきます。


当日会場まで足をお運びいただいたみなさま、誠にありがとうございました。この日がみなさまにとって児童労働を知る、また何か行動を起こすきっかけとなっていたら、とても嬉しく思います。

 植木(ACE/児童労働ネットワーク)

※当日の発表資料は、こちらからダウンロードが出来ます。

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