署名を集める 「世界から児童労働をなくそう!署名」

学校で、職場で。署名集めにご協力ください!

世界の児童労働をなくそう!署名

一人ひとりの力は小さくとも、集まれば変化を起こす大きな力が生まれます。

毎年多くの声を日本政府に届けている「世界から児童労働をなくそう!署名」。
昨年は21万2346名の声が集まりました。そして関係大臣へ提出した結果、
ユネスコ総会での日本代表演説に、児童労働の問題が盛り込まれました。
みなさんからの「児童労働をなくそう!」の声が、変化を生みだしています。

集まった署名は、内閣府、外務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省に
提出して直接要請を行います。学校で、職場で。ご協力をお願いします!

締め切り:2012年7月31日(火)

署名方法

1.ウェブサイトから署名する

署名を集めるオリジナルのウェブシステムを作りました。
アクセスして簡単に署名ができます。
⇒オンライン署名

2.署名用紙を使う

署名用紙をダウンロード・印刷してご利用ください。
記入いただいた署名用紙は、キャンペーン事務局まで郵送をお願いします。

※2枚以上集めていただいた場合は、郵送分の合計人数を別紙に明記してください。
※ファイルを開けない場合は、事務局までご連絡ください。
署名用紙をダウンロード(PDF 327KB)

送付・問い合わせ先
〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4 あつきビル3F (ACE内)
児童労働ネットワーク
Tel:03-3835-7555  Eメール:info@cl-net.org

3.署名を広める

友達から、その友達へ。
TwitterやFacebook、ブログ、そしてもちろんで口コミで。
ご協力をお願いします!
⇒広めるツールをダウンロード 

署名文章

内閣府特命担当大臣(防災、「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画)殿
外務大臣殿
文部科学大臣殿
厚生労働大臣殿
経済産業大臣殿

 世界には2億1500万人の子どもたちが、十分な教育を受けられないまま、児童労働を強いられています。残念ながら、サハラ以南のアフリカ地域や15歳から17歳の年齢層では、児童労働が増えています。

 児童労働は、子どもたちの人権の重大な侵害です。子どもたちは経済搾取などから保護されるべきです。各国政府は、子どもの権利条約やILO条約によってそれを保障する義務が課せられています。近年はそれに加え、国連、OECD(経済協力開発機構)、ILO(国際労働機関)、ISO(国際標準化機構)などの企業やすべての組織の社会的責任に関する国際的枠組みの中で、児童労働の撤廃が責任として明記されています。

また、2010年のミレニアム開発目標(MDGs)のハイレベル会合の成果文書の中で、目標1(極度の貧困と飢餓の撲滅)において、社会経済開発、貧困撲滅プログラム、普遍的教育等の国際協力・援助を通じて最悪の児童労働撤廃に取組むべきことがうたわれています。

 国際条約の締約国として、日本もまた、「最悪の形態の児童労働」(*)を撤廃するために、具体的な措置を直ちに講じることが義務付けられています。さらに、2016年までに「最悪の形態の児童労働」をなくすため、「グローバル行動計画」が2010年11月のILO理事会で定められ、その工程表の中で各国政府の行動が求められています。

<日本政府への要請事項>

1.日本政府が貧困削減や教育支援の国際協力を行うにあたって、児童労働の現状を十分に考慮し、子どもの権利が保障されるよう、児童労働撤廃のための取組を組み込んで下さい。

2.日本政府は、分野横断的な児童労働撤廃のための国内行動計画を策定し、様々なセクターの関係機関・関係者が協働して児童労働撤廃に取り組めるよう、連携への支援を強化して下さい。

*「最悪の形態の児童労働」とは、ILO第182号条約に定められている、撤廃に向けた即時の行動が求められる児童労働を指します。債務労働、人身売買、子どもポルノ・買春、子ども兵士、危険・有害労働等を指します。日本は2001年にこの条約を批准しました。